キウォフ【猫用】

プラジクアンテル20mg、パモ酸ピランテル230mg

猫に寄生する様々なお腹の虫をまとめて駆除

サバベットが製造しているキウォフ猫用は、猫のおなかの虫である猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫を駆除するお薬で、バイエルのドロンタール猫用のジェネリックです。

1錠中に有効成分としてプラジクアンテル20mg、パモ酸ピランテル230mgを含みます。
プラジクアンテルはピラジノイソキノリン系に分類される駆虫剤の成分で、条虫類に優れた駆除効果を発揮します。
パモ酸ピランテルはピリミジン系に分類される駆虫剤の成分で、回虫や鉤虫などの線虫類に優れた駆除効果を発揮します。

キウォフ猫用はこれら2つの成分の相乗効果によって広い駆虫スペクトラムと高い駆除力を持ち、同時に安全性にも優れたお薬です。

リーズナブルなジェネリック薬

ドロンタール錠猫用に比べるとおよそ半額近いリーズナブルなお値段設定です。
有効成分は先発薬と同じくプラジクアンテルとパモ酸ピランテルであるため効果は同一です。

おなかの虫は飼い主さんにも感染

おなかの虫の中でも特に回虫は人間に感染し、脳や眼球に移動した場合は重篤な症状を引き起こします。
このような人獣共通感染症（ズーノーシス）はさまざまな感染経路があります。
完全に予防することは難しいですが、キウォフ猫用で確実におなかの虫を駆除しておくことで、ペットの糞からの回虫症の感染は防ぐことができます。

通常１回、体重1kg当たりプラジクアンテル5mg、パモ酸ピランテル57.5mg（体重4kg当たり1錠）を基準量として次の量を経口投与する。

体重0.5kg以上2kg未満　1/2錠
体重2kg以上4kg未満　　1錠
体重4kg以上6kg未満　　1と1/2錠
体重6kg以上8kg未満　　2錠

副作用の報告は極めて少ないですが、一過性の流涎や嘔吐が見られる場合があります。
これらの異常が見られた場合は直ちに使用を中断し、獣医師の診断を受けてください。

・必ず獣医師の指示に従って使用して下さい。
・有効成分プラジクアンテルは用液の状態においては皮膚から吸収されることが知られているので、分割する際は皮膚に触れないように注意して下さい。誤って付着した場合は直ちに石鹸で洗い流して下さい。
・4週齢未満、体重500g未満の子猫には使用できません。
・妊娠中の猫には使用しないでください。
・本剤のパモ酸ピランテルはピペラジンと互いに拮抗する可能性があるので併用は避けてください。
・本剤投与による瓜実条虫駆除の確認の際、体節がバラバラになり半透明の状態で排出されるため、注意深く観察して下さい。

サバベット

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